テレビ岩手制作の映画『たゆたえども沈まず』の公開が発表されました。
この映画は東日本大震災10年目となる今年、震災報道を続けて来たテレビ岩手(日本テレビ系)の膨大な映像素材と追加取材によって作られた記録映画です。
映画『たゆたえども沈まず』HP https://www.tvi.jp/tayutaedomo/
震災の記憶を後世に残すために、膨大な報道映像に新たな取材を加えて映画化しました。
映画『山懐に抱かれて』を作ったテレビ岩手の遠藤隆監督はじめ、当時報道に携わったスタッフによる渾身の作品です。
我々はその中で、沿岸各地のドローン空撮で参加しました。
実は私も、テレビ岩手報道部でお手伝いをしており、震災当日の夜、連絡が取れない大槌町に行って様子をリポートしてくれと頼まれ、現場へと向かいました。
雪が積もった土坂峠を越えて町へ入ると、そこは火の海と化したまるで空襲にでもあったかのような町の状態でした。
そのリポートの様子も映画の中に記録されています。
あれから10年。沿岸の町の様子はどんどん変わっています。
忘れてしまいたい。忘れてはいけない。
公開は3月5日(金)フォーラム盛岡ほか。
是非ご覧ください。