2025年も残すところわずかとなりました。
コロナ明けと言われるようになってからも、岩手では仕事が戻らず、正直「今年も厳しい一年だった」と言わざるを得ません。
周囲を見渡せば、東京や都市部ばかりが盛り上がり、地方にいるだけでチャンスが遠のいていくような感覚になることもありました。
それでも、簡単に環境を変えられない事情もあり、ここ岩手で出来ることを探し続けてきました。
そんな中で積み重ねてきた今年の出来事を、実績も兼ねて振り返ってみたいと思います。
【第5位】野生動物多数出没!衝撃のドローン撮影に成功!
少し大げさなタイトルにしてみました(笑)
遠野で鹿肉加工・販売を手掛ける毘沙門商会(遠野ジビエの里)様よりご依頼があり、この夏荒川高原でシカの実態調査を兼ねてドローンを飛ばしました。
実はおととし、番組の空撮で荒川高原に行き、そこで馬を撮影していたところ、おびただしい数のシカの群れに遭遇していたので、このお話を頂いたとき即答で「撮れますよ」と答えたのです。
で、結果はご覧の通り。⇒遠野荒川高原の野生シカ


今年の話題はクマばかりですが、シカによる被害も深刻で、遠野市では年間5,000頭野生シカの駆除を行っているそうです。
毘沙門商会様と遠野市の「駆除したシカをただ土に埋めるだけではなく、資源として活用する取組み」を我々も応援したいと思います。
遠野ジビエの里HP
【第4位】夜間捜索活動支援が2年目を迎える
八幡平リゾート下倉スキー場にて、JIC(一社Japan Innovation Challenge)の夜間捜索活動を試験的に行っております。2024-25シーズンは、コース外の遭難が想定される全エリアについて捜索飛行プログラムを作成。
実際に試験飛行を行い、AIによる生体反応の検索で動物の反応を得られました。
八幡平下倉スキー場は、国内でもトップクラスのツリーランコースがあり、海外からも多くの人が訪れます。
スキー場ではツリーランを行う人に、GPSアプリをダウンロードしてもらう対策をとっていますが、知らずに入って迷う人も一定数おり、スタッフの人数も限られるため、日没までに見つからない場合赤外線ドローンを使い、空からの捜索がとても有効です。

これまではスキー場のご協力を頂き、自主的にルート検証や飛行テスト等を行ってきました。
2025-26シーズンでは、スタッフ・関係者の皆さんと連携をとりながら夜間捜索活動体制が組めればと考えています。
【第3位】ドローン以外の業務もやりました
我々ドローン&映像制作が主な業務となっていますが、関連する業務であればなんでも請け負います。
これまでプロスポーツ中継、音楽フェスライブ中継、失踪者捜索、災害現況調査、1,000m高高度撮影、ドキュメンタリー撮影、番組の構成・演出など、様々な仕事を経験してきました。


今年も会議のインターネット配信、福島で開催された過酷環境ドローンチャレンジ監視、報道簡易中継、スタジオカメラ、VPの企画・撮影・編集、先日は某坂道グループの旅ロケ空撮などなど…。
割と大きめの仕事から個人アパートの完成記念空撮まで、さまざまな業務を請負いますのでお気軽にお声がけください!
【第2位】ドローン鉄塔点検本格始動!
国内インフラの老朽化問題が叫ばれる中、ドローンを活用したインフラ点検に注目が集まっています。
ここで多くは語れませんが、我々も大手通信会社の鉄塔点検業務に携わる機会をいただき、今年に入ってから各地の通信鉄塔をドローンで点検しています。
一日に移動だけで400km走る時もあり、東北の広さを改めて実感しています。

12月8日に起きた最大6強の青森沖地震でもNTTの鉄塔破損が話題となりましたね。
北東北の企業では初めてとなるドローン鉄塔点検。
守秘義務のせいで多くを語れないのが非常に残念ですが、インフラ点検における我々の経験値は大きな実績となっています。
【第1位】DAIの1等国家資格が大きな仕事と自信につながる
弊社ドローンパイロットのDAIが去年1等無人航空機操縦士の資格を取得し、大きなミッションも行っています。
大手通信会社の鉄塔点検以外に、5月に行った盛岡市周辺の山林の植生調査では、プログラミング飛行で広範囲の植生データを取得出来ました。

実は、SOARRECの立ち上げは、東京の某IT企業に勤めていたDAIが過労で体調を崩し、岩手に帰ってからはなかなか職に就けず引きこもり状態だったので、ならば手に職をつけようとドローンの民間資格を取ったのが始まりでした。
映像関係の仕事をする私と組んでドローン空撮サービス会社を立ち上げれば、得意な分野を活かして社会復帰につながるのではとの考えから一念発起し、SOARRECを起業したのです。
あれから7年、多くの皆さまに支えられながらDAIはドローンの様々な資格を取得、数多くの空撮ミッションをこなし、ドローンスクールでインストラクター業務も行い、今は自信と誇りを持って仕事をしています。
学生就職の講演依頼があれば軽く語れますね。


我々家族経営のままで大規模化するつもりはありませんが、ニッチな分野で我々の経験と技術を誰かのために活かせるならばとの思いで続けています。
2026年もSOARREC株式会社は、つねに安全第一を掲げながら、好きな事を楽しくやっていこうと思います。
来年はどんな年になります事やら。
皆さま良いお年をお迎えください!
ソアーレック㈱
代表 上屋敷益元(ますげん)
