起業2年目にチャレンジしつつも、コロナ禍もあって止まっていた360°空撮プロジェクト。
昔はこんな感じ↑で創意工夫悪戦苦闘、3Dプリンターで取付パーツを自作したりしました。
それ以前に、このカメラをドローンに装着するには国土交通省への改造申請が必要なんですと!
色々面倒な割に需要も限られた中で、いつしか他の表現に気を取られてました(^^;)
で、ここに来て360空撮を再開する事にしました。
そのきっかけとなったのが、今年の春、日本でも発売されたInsta360 Sphereです。
DJI Mavic Air 2専用の360°カメラで、装着するとこんな感じです。
上下分かれたカメラで、下のレンズが地面に着いてしまう為、専用のヘリパットが付いてきます。
(離着陸をハンドキャッチで行えるのであれば要りませんが)
これでプロペラ部分が映らない完全360映像が撮れるという訳です。
カメラ到着後、早速DIPSに改造申請を提出。
なんと、翌日には異例の速さで許可通知が来ました。
FISS(ドローン情報基盤システム)の障害が長引いていたので担当者が暇だったのかな…?
という訳で、早速紅葉が始まったばかりの八幡平松川渓谷へ。
ドローンパイロットのDAIが、撮影で使うカメラをFPV(一人称視点)として飛行中の安全確認用と、私が目視確認を同時に行います。
少しモッタリとした挙動になりますが、特に負担がかかっているような感じでもなく、飛行はとても安定しています。
また、電波に関しても目視内範囲では遮られる事なく問題はありませんでした。
で、早速Youtubeに動画をアップしてみましたのでご覧ください。(音も同時に記録されています)
5.7K360°の動画ファイルはさすがに重いですね…。
ネット環境によってはきれいに再生出来ないかもしれません。
当日は曇り空でしたが紅葉の細部まできれいに映り、まるで自分が空を飛んでいるかのようです。
この空撮は高い所から見下ろすよりも、低い位置をゆっくり移動するのが全方位を見渡せられるので面白いと感じました。
この360°動画は見上げる事が出来る為、空撮以外にも各種調査・点検などにも使えると思います。
これから県内各地様々な360空撮動画を撮りためて行きますのでお楽しみに!
と、いう訳で、新たなる挑戦でした~。